コンセプトとカスタマイゼーション、変化がないステージに一緒にやってくれる人がいないとすぐ飽きてしまう。アーケードモードを有料DLCとして販売するのもよろしくない。
Dawn of the Monsters / ドーン・オブ・ザ・モンスターズ
スコア:5 (10点満点)
サマリー
怪獣やヒーロー・メカを使ったベルトアクションゲームって私の記憶では1986年にMidwayのランページと1991, 1992年にSNKが出したキング・オブ・モンスターズしかなかったので個人的には新鮮感はありました。
使用できるキャラではそれぞれ特性があります。メガドンは遅いが攻撃力が高め。ガニラは攻撃力低めだけどNPCを呼びだして一緒に戦える。テンペストも攻撃力低いが唯一遠距離の通常攻撃を持つ。最後のイージスプライムはスピードを活かしてコンボつなげてどんどん特技を使う。
また各キャラにオーグメントを装備させてステータスバフやアクティブスキルなど様々なボーナスが貰える。アクティブスキルの種類は割と豊富でキャラの特性を考えて運用するのは楽しい。*オーグメントはステージクリアする度に4つから2個選べる。
アイデアはよかったものの、ベルトアクションゲームとして変化の少なさが仇となった。全編で計38個のミッションはありますが、ビジュアル的にはほぼ同じで、高低差や落とし穴など定番なものは一切ありませんでした。最初のミッションを何個かクリアするともう作業感しかなかった。
おそらくストーリーのためにここまでのミッション数を用意する必要はあるかもしれませんが、個人的にはベルトアクション (D&D系を除く)にストーリーよりアクションの爽快感が欲しがった。
そしてアクションの部分ですが、ほぼ定番となるジャンプや投げはなく、逆に普段あんま見かけない防御や回避の動作があります。回避は理解できるが、爽快感を重視するベルトアクションに防御という動きに響かなかった。
最後にアーケードモードは用意されてるらしいが、なぜか追加キャラとセットで有料DLC(1000円)として発売されている。アーケードモードって定番だと思うが金取る行為は納得できなかったし、このソフトの今の相場(1500円ぐらい)で考えると高過ぎです。
怪獣系のアクションゲームはあんまりないので、もし今後2が出るだったらおそらく買います。でもストーリーではなくアクションやステージデザインにもっと力入れてほしいです。
【基本情報】
商品名:Dawn of the Monsters / ドーン・オブ・ザ・モンスターズ
ジャンル:横スクロールアクション
プレイ人数:1 – 2人 (オフラインのみ)
開発元:13AM Games
発売元:Wayforward
公式サイト:ここから
【対応機種:発売日】
Switch
2023年3月16日
PS4 / PS5
2023年3月16日
Steam
2023年3月16日
【レビュー環境】
レビュー機種:PS4, PS5
難易度:デフォルト
プレイ時間:10時間
プレイバージョン:1.05 (PS4版)、1.000.005 (PS5版)
良かった点
- 性能と特技が被らない4種類のキャラ
- オーグメントによるカスタマイゼーションは楽しい
改善してほしい点
- 防御の代わりに投げとジャンプが欲しい
- 変わらないステージの繰り返しに飽きる
- ストーリーモードは求めてない
- アーケードモードが有料DLC (1000円)
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