RoboCop: Rogue City / ロボコップ: ローグシティ

投稿者: | 2023年12月2日

FPSや解像度落ち以外おおむね満足。PS5の性能でもロボコップの破壊力を耐えきれなかった。

ゲームタイトル

スコア:8 (10点満点)

サマリー

カジュアルなFPSやB級映画(まさにロボコップ)のような体験が好きなら、ロボコップ:ローグシティは間違いなくおすすめです。しかし、マイケル・ベイ風の演出やCOD / BattefieldなどAAA大作はこのゲームに間違いなくないので他を探した方が良いでしょう。

ゲームのストーリーはロボコップ3部作の2と3の間で、オールド・デトロイドは相変わらず世紀末化感満載の悪党が犯罪しまく、それに対して正義のロボコップとポリスが立ち向かう感じです。ロボコップの映画を見たことある方はまぁ、ロボコップのありがちなストーリーになります。

ゲーム進行はストーリー→サブミッション(任意)→メインミッションの繰り返しになります。サブミッションは任意で飛ばしてもいいですが、こなすことによって経験値やそのミッションの最終評価(これも結局経験値)が変わり得られるスキルポイントが変わります。ロボコップはスキルポイントを使って自身のステータスのレベル上げやアクティブスキルを覚えるなどでより強くすることができる。またマップでの探索でロボコップの銃(オート9)を強化する基盤やモジュールを手にすることができ武器を強くすることができる。

肝心なアクション(FPS)では、ロボコップの動きは割りと映画そのままの感じが強い。移動は遅い分、耐久力は半端なく強い、そして銃の殺傷力も高い。銃以外の攻撃手段として物を投げる、敵を投げる、敵を殴るなどすかっとする動作が用意されている。ロボコップのタンク機能を栄えるためミッション中に登場する敵数はかなり多い。敵を倒すときに何かしらゴアな演出も見どころの一つになります。(さすがZレーティング)

反面、このゲームでの一番不満点はパフォーマンスになります。パフォーマンスモードでクリアまでやったがまず60FPSを維持できないし、大乱闘のシーンだと酷い処理落ちの上解像度も落ちて銃の火花や敵の見た目がマインクラフトのあの四角い感じになります。

それ以外にテクスチャーのポップイン現象が散見されるし、ステージ上のオブジェに関して破壊できるものや出来ないものが混在して統一感があまりなかった。本作はSteam / PS5 / Xbox Seriesしか出してないからその分最適化できるかなって思ったらそうでもなかった。

とは言えロボコップの世界観や感じをちゃんとゲームに落とし込めたと思うし、ロボコップ好きならもちろんFPS初心者でも楽しめる一本だと思う。

【基本情報】

商品名:RoboCop: Rogue City / ロボコップ: ローグシティ
ジャンル:FPS
プレイ人数:一人(オフライン)
開発元:Teyon
発売元:3goo
公式サイト:ここから

【対応機種:発売日】

PS5
2023年11月30日
Steam
2023年11月30日

【レビュー環境】

レビュー機種:PS5
難易度:NORMAL
プレイ時間:15時間 (トロコン達成)
プレイバージョン:1.003.000

良かった点

  • マルチエンディング
  • 成長・強化要素が面白い
  • 映画と同様いい意味でのB級ゲーム

改善してほしい点

  • 最新機種しかないのにグラフィックがしょぼい(PS4程度)
  • グラフィックがしょぼいのにパフォーマンスモードでも60FPSを維持できない、敵が多数出る場面でさらに解像度が落ちて火花や敵がマインクラフトに見える
  • 破壊できるもの・できないものが不明確

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